田中:Dさん、お久しぶりです。本日はお久しぶりにDさんにお会い出来て嬉しく思います。Dさんは、金融系の事業会社から、先日M&Aアドバイザリーを行う会社へ転職されました。
本日はこの辺りのキャリアチェンジについて御話を御聞かせ下さいませ。
D様:本日はお招き頂き、ありがとうございます。
田中:Dさんはなぜ事業会社からM&Aアドバイザリー業へ転職をされたのですか?
D様:はい、前職の会社は様々な金融サービスを行う会社で、私は自己投資でクライアント企業を支援する事業投資の部門にいました。クライアント企業との関係構築も含めてやりがいはあったのですが、30歳を前にして自分の経験値を上げたいと思い、前職で得たものを活かせるであろうと考え、M&Aアドバイザリーを専門とする企業への転職を考え始めました。
田中:そうだったんですね。実際に前職でのご経験は今のお仕事の役に立っていますか?
D様:はい、役に立っています。が、知識量・経験共に全然足りていません。研修期間を経て間もないのですが、案件に2つ程関わっています。上司や先輩のサポートを得てなんとかついて行ける、という程度です。
田中:具体的にはどのような業務をされていますか?足りない、と感じるのは?
D様:買い手側案件に携わっています。売り手候補先の選定や市場規模、業界の動向などをリサーチしています。とにかく先輩方の知識量に圧倒されます。財務、会計、法務、事業、全てに知識の足りなさを感じますね。
田中:先ほど上司や先輩のサポートについてお話されていましたが、社内のコミュニケーションや入社者への支援体制はいかがでしょうか?また、勤務体制や勤務時間でお困りのことなどございますか?
D様:入社者は同業種からの実務経験者もいますが、私のような異業種からの転職者も多い分、入社時の研修体制も整っていると思います。就業してからも数カ月毎にセミナーがあると聞いています。業務でも上司からのサポートは勿論ありますし、コミュニーションは円滑だと思います。勤務については、実際、前職の事業会社と比べると長くなりました。しかし、元々そうなる事はわかっていましたし、経験値を上げるためには必要な時間ですので、私はあまり気にしていないです。案件によって繁忙期・閑散期があるため、皆さんリモートワークをしたりして時間を上手く使っているようです。私はまだそこまでではないのですが。
田中:ご自身の目標のために研鑽を積む場所だとお考えなんですね。実際、Dさんの面接の評価を人事の方から聞いた時、前職での実績もさることながら高い意欲をお持ちである事も高く評価されていました。
D様:そのように評価を頂いてとても嬉しいです。田中様から前職の経験と自分のキャリアの方向性を見据えて数あるM&Aアドバイザリー会社の中から現職を勧めていただけた事が幸運だったな、と振り返って思います。いろいろと相談に乗って頂き、面接対策では丁寧に指導して頂きました。本当にありがとうございました。
田中:とんでもないです。目下の目標は、知識を増やしてM&A業務を回せるようになること、でしょうか?
D様:そうですね、現職に入社できた事をチャンスと捉えて、実績を出せるようになりたいと思っています。
田中:Dさんが現職でご成長をされることを願っております。本日はDさん、お忙しい所ありがとうございました。
以上